自動生産ラインでの測定において安定性を重視し、当社独自の回路方式にてご提供させて頂く磁束計です。
作業現場での手動測定(抜き取り検査、受け入れ検査など)においても正確及びスピーディにマグネットの磁化状態を
確認する事が可能です。
又、サーチコイルを着磁ヨーク、着磁コイルに組込む事によって、着磁後、マグネットを搬出する際に自動計測を行うことが可能になります。
今回のモデルチェンジに合わせて開発したデジタルフィルタにより、ドリフトレスを実現し常に安定した測定を行います。
ご注意
本装置を使用して測定を行うにはセンサーとなるサーチコイルが必要です。サーチコイルは本装置に標準で付属いたしませんのでご注意ください。
測定対象の形状、着磁仕様をご連絡いただければ最適なサーチコイルの製作も行います。
測定の原理、使用するサーチコイルの形状など詳細については下記ご参照ください。
磁束量の単位の定義および原理の詳細
型式 | TFM2022 |
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電源 | AC90~240V 30VA 50/60Hz |
表示 | デジタルLED4桁 |
測定範囲 | 0.001~99.99 mWb |
磁束量(フラックス)の単位詳細はこちらをご参照ください。 | |
測定感度 | 1倍/10倍/アッテネータ(1/10倍) |
測定モード | ノーマル/ピークホールドモード |
測定精度 | ±1%/F.S |
サーチコイル 巻き数設定 |
1~9999/T・4桁メモリー |
外形寸法 | 88(H)×230(W)×220(D) |
重量 | 1.7kg |
コンパレータ 機能 |
判定出力 上限NG・範囲内GO・下限NG (オープンコレクタ・容量DC24V,50mA以下) |
アナログ出力 | 1V/FS |
通信機能 | RS232C,RS485(PC接続可能なアプリケーション付) |
補正値入力 | 測定値×0.1%~999.9%の設定が可能 サーチコイルを交換した際、又は複数のサーチコイルを使用する等、 各サーチコイルにおいて測定値に差異がある場合に補正する事が可能です。 |
フラックスメーター取扱説明書
PDFファイル(ファイルサイズ125KB)
生産ラインにおける自動測定の注意点
PDFファイル(ファイルサイズ59KB)
フラックスメーターを用いたマグネットの磁化状態の測定は生産ラインでの全数検査において正確、スピーディに行えます。是非とも原理を理解していただき、 有効に使用して頂きたく、ご参考にして頂ければ幸いです。
磁束の定義、ガウスメーターとの違い等、ご参照ください。
強磁性体の性質、最強磁石のネオジム磁石はなぜ強力なのか、詳細をご説明いたします。
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